ウエディングフォトを撮影しました
元ウエディングプランナーのハナです。
フリーランスのウェディングプランナーとして、教会・神社・レストランなど都内の複数の会場で働いていました。
私は30歳で入籍しましたが、結婚式はせずに親族のみで食事会を行いました。
結婚式はしないことに決めた私たち夫婦ですが、2人の記念は残したかったのでウエディングフォトを撮影しました。
ウエディングフォトを撮影した理由
私たちは以下の理由で結婚式をしませんでした。
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目立つのが苦手
昔から人の注目を浴びるのが苦手なので、自分が主役としてドレスを着て、スポットライトを浴びて…と考えるとあまり乗り気にはなれませんでした。
(結婚式にゲストとして参加するのは大好き!)
遠方のゲストが多い
私も夫も九州から上京しており、親族や友人は主に西日本エリアに散らばっています。
結婚式を挙げるとすると地元での開催となるので、打ち合わせのために頻繁に帰省するスケジューリングや航空券代金の出費が負担になると考えました。
(2019年当時はコロナ前でオンライン見学会は普及していませんでした。)
プランナーとして理想の結婚式とするにはコストが掛かる
せっかくゲストに来てもらう以上、お車代や宿泊費の手配が絶対条件でした。私と夫でそれぞれ10名分ずつの航空券とホテルを手配するとして軽く見積もって50万円以上になります。
あとは私にとって料理のランクアップは必須でした。
ウエディングプランナーとしてもゲストとしてもたくさんの結婚式をみてきて、残念なことですが、結婚式を機にその後の縁が切れてしまうケースもたくさんみてきました。自分の結婚式をやる以上は、ゲストになるべく負担を掛けない!というのは私の譲れない点でした。
家庭の問題
私の両親は離婚していて、結婚式には父親を呼ぶことができません。結婚式で定番であるバージンロードや両親への手紙を読む演出を自分がやるとするとしっくりきませんでした。
結論
これらの理由をすべて解消しつつ、結婚の記念になり親族にも喜んでもらえるのが食事会&ウエディングフォトというかたちでした。
私たち夫婦の結婚式への無頓着ぶりを危惧されたのか、とにかく両家に「写真は撮りなさい!」と何度も念押しされたのもあります。笑
たしかに結婚の記念となるものは残るといいなと思うし、もし私が将来母親や祖母の立場になったら結婚の写真は撮って欲しいなと思います。
ウエディングフォトにして良かったこと
目立つのが苦手な私たちにとって、夫婦2人だけでスタジオで撮影できるのは気楽でした。それでも緊張してぎこちない笑顔の写真ばかりですが…。
また、人から見られたくないのでロケーション撮影もなしで、スタジオ撮影のみにしましたが、会社の夏休みの8月に涼しいスタジオで格安で撮影することができたというメリットもありました。
また、お車代や感動の演出等について考える負担もなく結婚の記念を残すことができました。
予算内でドレスと和装両方の撮影をすることができました。
母や祖父母にとっては、私の花嫁姿の実物を見たかっただろうなとは思いますが、結局は私たちの「幸せそうな姿」を見たいというのが本質だと思います。
ウエディングフォトと食事会にすることで無駄に緊張したり気を使ったりすることもなく、普段の私たち夫婦の雰囲気が伝わったと思うし、特に祖父母が嬉しそうに写真を飾ったり食事会の思い出話をしてくれたりして、結果としては大成功でした。