ウエディングプランナーだけどナシ婚にしました
元ウエディングプランナーのハナです。
フリーランスのウエディングプランナーとして、教会・神社・レストランなど都内の複数の会場で勤務してきました。
私は2019年に入籍しましたが、結婚式は行わずに親族のみで食事会を行いました。
食事会までの準備&流れ
食事会をしたのは入籍から半年後の2020年2月です。
夫の地元にあるフレンチレストランで、親族のみで30名程度の食事会をしました。日曜日のランチタイムを貸切にしました。
私と夫は九州出身で東京に住んでいるため、会場となるレストランとは面会での打ち合わせはせずに、電話で相談して食事のコースなどを決定していきました。
コロナが流行する前にスケジュールを設定していたので、予定どおり当日を迎えることができました。
当日までの準備&流れ
2019年11月
夫の地元の複数のレストランに連絡して、空き状況の確認
ホテル会場のレストランは結婚式しか受け付けないとのことで除外
1棟貸切にできるフレンチレストランに決定
2019年12月
親戚一同に日程などを連絡
私の親族は同じエリアである程度近隣に住んでいるため、まとめて移動できるようバス会社に見積もりを依頼
バス会社を決定し、当日の移動手段確保
夫の親族は複数の市に分散しているが、会場のレストランまでの距離は近いため、家族ごとで移動できるようタクシーを手配
2020年1月
自身が着用する白のワンピースを通販で購入
レストランの通常メニューにはコース10,000円までしかなかったが、アップグレードして13,000円にしてもらえるか確認。食材・品数を変更してもらう。ゲストのアレルギーについても連絡。
2020年2月
- 食事会1週間前
個別で渡すお車代の新札を準備(遠方ゲストの飛行機代)
座席カードを作成
- 食事会当日 1時間半前
私と夫はレストラン近くのホテルに前泊し、集合時間の1時間前にレストランへ
スタッフの方とご挨拶し、ゲストの動線や食事の配膳について打ち合わせ。
- 食事会当日 30分前
それぞれのゲストがバス&タクシーで会場に到着、お出迎え
- 食事会スタート
乾杯の挨拶
1皿ごとに私と夫が各テーブルを移動してご挨拶&同じテーブルで食事
私と夫から本日のお礼スピーチ
- 食事会終了
記念撮影
バス&タクシーでゲストお見送り
結婚式ではなく食事会にしたポイント
結婚式をしなかった理由である下記のポイントを解決できるようにレストランでの食事会をセッティングしました。
目立つのが苦手
ドレス着用や堅苦しいスピーチや余興などは一切なし、食事会の最初と最後にご挨拶として2人で5〜10分話す程度にしました。服装は白のワンピースを着用しました。
ドレス姿を披露するのは気が引けたのですが、2人の記念は残したかったので別日にウエディングフォトを撮影しました!
遠方のゲストが多い
ゲストに負担を掛けないよう、移動手段のバス・タクシーを手配しました。遠方からの参加者にはお車代を準備しました。
ゲストに負担を掛けず喜んでもらいたい
レストランの通常メニューから食事をグレードアップしました。
13,000円7品のフルコースでアレルギー対応もしていただき、ゲストにも喜んでもらえました。地方のレストランでランチタイムだったので、東京の結婚式場で同じ内容のコースだと16,000円程度になると思います。
また、服装は平服とお願いしましたが、男性はスーツ、女性は二次会よりはカジュアルかなというくらいのお洒落着で来てくれました。
家庭の問題
両親が離婚しているため母親のみの参加でした。
結婚式でよくある母親との入退場や挨拶、手紙等は一切無しで、食事のみの会にしました。
ゲストからの評判
親族のなかで特に祖父母は仕事柄たくさんのバブル時代の結婚式に参加してきたのですが、「こういう会もゆっくり食事してお話しできていいね」と言ってくれました。集合写真をA4サイズにプリントして額に飾って「ハナちゃんの結婚式のときに〜〜」と今でも思い出話にしてくれています。
また、私の親族は年下の高校生・大学生が多いのですが、普段食べられないフレンチのフルコースに大喜びでアプリを駆使した映える写真をたくさん撮ってくれました。笑
総じて評判は良く、美味しい食事をして楽しく会話をできる会にしたいとこだわった点がゲストにも喜んでもらえたようです。
夫婦の振り返り
私と夫は元々結婚式をするつもりがなかったのですが、食事会として親戚一同集まることができたので、良かったねと話しています。
費用も結婚式の1/5程度で、結婚式と遜色のない料理の内容で喜んでもらうことができ、良い思い出になりました。