結婚式はせず親族のみの食事会をしました
元ウエディングプランナーのハナです。
フリーランスのウエディングプランナーとして、教会・神社・レストランなど都内の複数の会場で勤務してきました。
私は2019年に入籍しましたが、結婚式は行わずに親族のみで食事会を行いました。
今回はこの食事会でかかった費用についてまとめました。
食事会の詳細
まず、会の詳細について説明します。
ゲスト数: 28人(+私たち2人)
全て親族です。
夫側:13人、妻側:15人(+私たち2人)
同じ県内から: 23人
近隣の他県から: 2人
首都圏から: 3人(+私たち2人)
日程: 2020年2月9日(日)12時〜
場所: 夫の地元のフレンチレストラン(九州)
費用について
食事
合計: 429,000円
フレンチフルコース7品+フリードリンク
13,000円×30人分(+税)
交通費
合計: 210,000円
私たち2人の航空券
50,000円
首都圏からのゲストのお車代
90,000円
30,000円×3人分
親族の移動用のタクシー代(お車代として)
15,000円
5,000円×3家族分
親族の移動用のバス代(15人乗りマイクロバスを手配)
55,000円
その他
合計: 36,300円
おみやげ代(焼き菓子)
1,100円×30人分(+税)
合計: 675,300円
一般的な結婚式だと、費用全体のうち食事代の割合が2〜4割です。
私たちは食事代が6割になので、その他の費用を大幅にカットしたことになります。
ご祝儀は辞退
結婚式ではなく食事会なのできちんとした招待状や引出物は準備しておらず、ご祝儀はいただかない旨を事前にお伝えしておきました。
私はゲストになるべく負担をかけたくないという考えが強く… 結婚式のご祝儀はお祝いの気持ちとはいえ、ゲストの負担になることには変わりないためです。
親族には学生〜新社会人も多く、私たちに3万円払うならばらば、自分たちのために使って欲しいと思っていました。
もし結婚式をしていたら…
私は元ウエディングプランナーなので、同じ内容で結婚式をした場合の見積もりを考えて比較してみました。
食事内容の比較
もし同じ食事内容で結婚式をしていたら、16,000円程度のコースになっていたと思います。
結婚式だときめ細かいサービスが必要でテーブルあたりのスタッフ数が多くなるため、食事の費用設定はどうしてもレストランより高くなります。
また、私たちの会場は地方のレストランで、通常のランチタイムは4,000円〜5,000円でフルコース5品をいただけます。
そこからアップグレードしてフリードリンク含をんで1人13,000円になるようにしていただいたため、結婚式の食事に比べて大幅に費用を抑えることができました。
結婚式の見積もり想定
同じ食事内容で結婚式の見積もりをすると、30名分で最低でも230万円程度になったと思います。
上記の食事会と結婚式の違いとして、結婚式だと追加で挙式、ドレス、お花、親族衣装(留袖・モーニング)が最低でも必要になります。さらに、写真・映像撮影、引出物、ペーパーアイテム(招待状等)は持ち込みが可能な場合もありますが、基本的には必要と考えておきましょう。
もちろんこれは最低限の費用なので、食事・衣装・装花で一般的な披露宴のレベルの華やかさになるように選んでいくと、やはり300万円弱にはなると思います。
実際にかかった費用
今回、親族のみの食事会だったので、ご祝儀はいただかないことにしていましたが、両家の親・祖父母・兄弟はご祝儀を準備してくれました。これは食事会や結婚式の有無に関わらず「結婚のお祝いとして」とのことでありがたくいただきました。また、数名はお車代も辞退するとのことで多少費用が減りました。
結果としては、私たちの持ち出しは数万円のみとなりました。
まとめ
私は元ウエディングプランナーとしての知識があったので、結婚式をしなくとも、少ない費用で満足のいく楽しい食事会にすることができました。
今はコロナの影響で同じような形式の食事会を検討しているカップルが増えていると思うので、私の経験がお役に立てば嬉しいです!
ただし、プランナーとして「やはり結婚式をすればよかった…」というカップルをたくさんみてきたので、食事会を計画するにあたっても事前に結婚式場の見学を必ずやっておくのがおすすめです。
ゲストとして参加するのと自分の結婚式とでは準備や検討をすべきポイントがまったく違うので、食事会を計画する場合にも事前に「私たちの場合はどうか?」と具体的にイメージを持っておくことが大切です。