同棲中の生活費分担ルール
元ウエディングプランナーのハナです。
フリーランスのウェディングプランナーとして、教会・神社・レストランなど都内の複数の会場で働いていました。
私は1年ちょっとの同棲を経て30歳で入籍しました。
同棲って結婚とはまだ違うし、お金についてどのくらい話し合えばいいか、生活費の分担をどうするか、いくら貯金していくかなど色々と迷いますよね。私たちのケースが参考になれば嬉しいです。
まずはすべての情報を共有して話し合う
同棲を始めるにあたって、まずはお互いの収入、家賃、貯金額などお金に関することはすべて情報共有して話し合いました。
言い訳になりますが… 私は両親が離婚していたため、元々結婚願望があまりなくて、「いい人がいれば結婚しよう」くらいでした。フリーランスで月ごとの収入にも波があり、ずっと趣味の旅行や習い事をして独身生活を謳歌していました。
そんな中で夫と出会って4ヶ月で同棲することになり、恥ずかしながら当時は貯金が数十万円しかなかったので、結婚に向けてお金がないことに申し訳ない気持ちでいっぱいでした…
ですが、同棲して今後結婚して家族になるには、お金のことは避けては通れないので、正直に状況を伝えて今後どうしていくか話し合いました。
生活費の分担を決める
私たちの場合、まずは私が夫の部屋に引っ越して、1年ほど経った更新のタイミングで広くて利便性の高い部屋に引越しました。また、2人とも結婚の前後で転職しています。
この引っ越しや転職の度に、2人で生活費の分担を話し合って決定しています。必要な金額や収入の変化から具体的に月々で負担する金額を決めて、あとはルールどおりに口座に入金していくだけです。
しっかりとルールを決めることで、ストレスなく、お金のことで喧嘩をしたこともありません。
貯金額を決める
生活費を除いてお互いの手元で余った金額から、毎月一定の金額を貯金していきました。
当初はお互いに貯金がほとんどなく合計100万円ほどで、同棲を始めた月から2人で合計6万円を毎月貯金し始めました。
そこから結婚や引っ越しの費用、旅行などで使った分もありますが、3年経った現在では2人で合計15万円を毎月貯金できるようになり、年200万円のペースになりました。合計の貯金額は600万円ほどに増えました。
お金について正直に話し合える関係は大事
私の場合はフリーランスで収入が安定していなかったし、貯金がほとんどなかったので、お金について自分の状況を伝えて話し合うのはとても勇気がいることでした。
でも、最初にきちんと話し合いをしてルールを決めることができたからこそ、今こうやって順調に貯金額も増えて、お金のことで喧嘩することもなく過ごせているのだと思います。
同棲して結婚すると家やマンションの購入、車の購入、子供を産むかどうか、教育費、2人の老後資金…など、大きなまとまった資金が必要となる機会があります。家族として暮らすうえでお金のことは避けては通れないので、最初にきちんと話し合っておきましょう。